2017.3.9
クラウド会計ソフト
クラウド会計ソフトとは、クラウド上で動く会計ソフトを指します。
これらはクラウド上で動くという本来の定義そのものよりも、クラウドにあるという優位性を活かし、最大限便利な機能を競っています。
具体的には、ネットバンキングデータやアマゾン取引データ、クレジットカード明細など、様々なネット上の顧客情報にアクセスし、
自動収集してしまうという機能です。
この機能は恐ろしい、いやいや、素晴らしいポテンシャルを持っています。
会計処理の基本となる仕訳とは、例えば上の領収書を見て
・日付
・金額
・支払先
の情報を元に、どんな趣旨の支払なのかを判別して、「仕訳」していきます。
これらの情報はネット上の自動データ収集でキャッチできます。
この基本情報(日付・金額・支払先)が既にインプットされた状態で「何に使われたのか」を読み解いて仕訳を作ります。
入力項目も少ないので、効率が良いです。
更に、過去の支払いについては学習してくれます。
前回はこの支払先は仕入れだった、この支払先は消耗品だった、
などの過去情報を元に、今回の仕分けも予測してくれます。
これが基本的なクラウド会計の凄さだと思います。
そして、更に上を行く事があります。
これらのデータはクラウド会計ソフト上に果てしなく集まりビックデータとなります。
例えば、
・飲食業の会社にとって、A社への支払は仕入
・建設業の会社にとって、B社への支払は
・・・・
などなど、
取引主体の会社 ✕ 支払先 の情報から、どんな内容の支払なのか、どんな仕訳をすればよいのか、
これらを推測してくれます。
最終的にはほとんど判断がいらない状態に近づいていくでしょう
私の私見も含まれていますが、このような流れで、クラウド会計ソフトはものすごく威力を発揮してくれます。
最も効率的に数値を作る
この事を力強く実践してくれるはずです