税理士法人町田パートナーズ、町田公認会計士事務所 0120885860

2019.3.20

2019年「会計事務所だから」から「会計事務所なのに」 vol.3

三つ目は エネルギーを上げる事
 
これはこの事単体でビジネス化するものではなく、すべての活動に「エネルギーを上げる」という視点を取り入れるという趣旨です。
エネルギーを上げる、とは平たく言うと「元気にする」ということです。
 
税務顧問のお客様には毎月1回、社長様と面談する機会があります。
私が心がけているのはこの面談の前よりも面談の後の方が、社長様のエネルギーが上がっていて元気になっていることです。
面談では数値の話もあり、業績も右肩上がりの好調で課題も解決している場面の面談もあります。
そんなときは自然と話も盛り上がり、将来への夢も膨らみますので、楽しくて元気になる面談になることが多いです。
一方で、苦しい局面で厳しい決断をしなければならない面談もあります。
厳しい面談のときには、我々も社長様のため、会社のために覚悟を持って厳しいお話をしますので、何も考えずに面談に入ると、重苦しい空気になり、社長様は肩を落とし、元気をなくしてしまいます。
ですが、そのような場面であっても、社長様が面談の後に「やるぞ!」とより元気になって自社に戻っていって頂くケースもあり、私達はここがものすごく大切なことと考えています。
 
 
果たして「人を元気にする」ということはどういうことなのでしょうか?
答えがあるわけではありませんが、2019年にはこの点を大真面目に切り込んでまいります。
 
例えば、環境レベルで考えて会議室の雰囲気を変えてみる。空調、壁の色、机や椅子、アロマの香り、音楽、飲み物や食べ物、場合によっては座り方、などなど環境面でできることがあるのではないか?
例えば、話し方として、わかりやすい言葉遣い、社長様が好む特定の表現、私達の表情やしぐさ等、研究をすることで伝わり方が変わってくるのか?
例えば、私達自身のエネルギーの高さ。私達が元気がなくて暗かったら、社長様を元気にすることはできません。
私達が元気で明るく笑顔で面談に臨むためには、私達自身のメンテナンスが必要なのではないか?
 
そのためには、仕事場での事だけでなくプライベートを含め、心と体が健康であることがなによりです。 また、オフィスの環境、面談前の準備、日頃からの心構え、そういったことも影響すると思います。
 
エネルギーをテーマとすることは会計事務所にとっては前代未聞だと思いますが、 実はものすごく大切な要素だと確信しています。
2019年、エネルギーをテーマに命がけで取り組んでまいります。
 

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2019年テーマ一覧

経理の最適化 

お役立ち事業

③エネルギーを上げる 

アーキテクトを築く

2019.3.19

2019年「会計事務所だから」から「会計事務所なのに」 vol.2

二つ目は お役立ち事業の展開
 
会計事務所の本分は会計周りで企業をサポートすることです。
ですが、中小企業の悩みは会計だけにとどまりません。
そこで「税理士はそこはやりませんので」との先入観を手放して、お客様の困りごとを全面的に解決するサポートを、お役立ち事業部として2019年に取り組んでまいります。
基本的にはお客様の困りごとをヒアリングしつつ、どのような形での解決ができるかに力を尽くすのですが、現状想定していることは2つあります。
 
想定1:「人間関係の問題」
人間の悩み事は、お金のこと、人間関係のこと、健康のこと、の3つに集約されると思います。
特に経営においては人間関係が課題となっていない会社は皆無ではないかと思います。
表面的にうまく回っているようであっても、社長様が幹部のことを信用しきれていない、社員同士が仲が悪い、会社のことが嫌いで陰口を言う社員ばかりになってしまっている、という会社は多いと思います。
ビジョンは共感できても実際の業務がビジョンとリンクしない、行っていることとやっていることが違う、業務が多すぎる、などなど原因となることは様々です。
一方で、社員が一つになり、協力をしあい、貢献の思いで力を合わせている会社は、 みな活き活きと働き、仲良く笑顔の職場もあります。 そのような環境のほうがパフォーマンスはずっと良くなります。
 
 
 
想定2:「効率化」
弊社は経理代行業務を行っておりますが、これは一般企業の経理部の仕事のアウトソースの仕事です。
経理部の行う記帳業務、請求書発行業務、振込業務、小口業務、プラスで生徒管理や経営分析資料作成など、周辺業務も行っています。 当然ですが、この経理代行業務は当社のプロフィットセンターであり利益を生み出す部門です。
従って、日々業務の改善を繰り返し繰り返し行い、どうすれば無駄がなくなるか、人力を省略できるか、ミスが減るか、早くできるか、という点の改善を繰り返しています。
日々進化する、クラウド、AI、OCR、などのツールもどんどん取り込んでいきます。
その結果、弊社には経理などのバックオフィス業務を効率的に進めるノウハウが蓄積されています。
一方、一般企業では、経理やバックオフィスはプロフィットセンターではないのでそこで利益をあげようと改善を繰り返すことはしません。むしろ、過去に行われたルーチンの形を崩すことはなかなかできません。
なぜなら、形を変えでも品質が維持できる保証がなく、品質を維持した上で形を変えるためには必要以上に労力がかかるので、やりたくないからです。
そこで弊社としては、今までの業務で培ったノウハウを生かして、お客様のバックオフィス業務を効率化するサポートを行ってまいります。これがお役立ち事業部で行う2つ目のことです。
 
中小企業の社長様が一番に相談相手は圧倒的に税理士・会計士だというアンケートが各種公表されています。
その際に、実際の悩みを解決して中小企業がさらなる高みに向けて思う存分羽ばたくために、会計事務所ができることはまだまだございます。
 
 
「会計事務所だから」から「会計事務所なのに」へのシフトの先頭を切るべくお役立ち事業を展開します。
会計業界の新しい形のモデルケースとなるべくトライアンドエラーを繰り返す一年にしてまいります。

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2019年テーマ一覧

経理の最適化 

②お役立ち事業 

エネルギーを上げる 

アーキテクトを築く

2019.3.18

2019年「会計事務所だから」から「会計事務所なのに」vol.1

「会計事務所だから」から「会計事務所なのに」

弊社町田パートナーズの2019年のテーマはこちらです。
4つの取組みを通して挑戦してまいります。

一つ目は、経理の最適化

経理の最適化とは「最も効率的に数字を作り、最も効果的に数字を使う」

その姿を指して私が勝手につけた表現です。会計事務所の本丸であり、まさに腕の見せ所でもあります。

 

「最も効率的に数字を作る」

とは、人手を極力省力化して会計数値を作り上げることです。
人手で10時間かけても、AIが15分で作っても、出来上がる数値は全く同じものになります。
全自動で経理が終わる時代はまだまだ先ではありますが、日々進化を遂げていくIT便利ツールをフルに使いこなして、そこを目指します。
確実に業界の最先端を走りながら、会計業界のスタンダートを築いていきます。
大きな枠組みとしては、デジタルデータ化→会計処理判断→チェック→完成、という流れになります。
全体を一気通貫しての自動化はまだまだ先ですが、それぞれの部分をクラウド技術、ITツール、OCR技術、AI機能、会計事務所特有のノウハウを結晶化させつつ形作っていきます。

 

「最も効果的に数字を使う」

今まで中小企業の経理では、数字を作ることがゴールでそこでストップしています。
ですが、会計数値は出来上がったら終わりではなく、出来上がった数字を経営に活かす事が本来の目的です。
数字を自由に使った経営とは、PDCA、投資意思決定、部門別収益管理、商品別の収益性判断、KPIの設定による行動計画への結び付け、などをさしています。そのために、弊社としてできるあらゆることにトライアンドエラーを行ってまいります。
もう一つ重要なのは、経営者様が社員や取引先、金融機関などにビジョンや経営方針を語るときに、
効果的に数字を使って話せる事が一つです。

 

最も効率的に数字を作り、最も効果的に数字を使う

これらの2つの要素は、会計事務所の本質的機能として非常に重要なものであります。

当然に、各会計事務所が命がけで技術を競い、技を磨きあうべき領域です。 ですが、現実には経理の効率化、数値活用の有効化、ともに本気で取り組んでいる事務所はそう多くありません。

私達、会計人が力をつけて、経理の最適化に取り組むことが、その先にいるお客様を本気で救い、危機を脱し、チャンスをものにする、その手助けができる唯一の業種と私は考えています。

弊社としては経理の最適化に向けて日々研鑽を重ね、リーディングカンパニーとして業界標準を作っていきます。

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2019年テーマ一覧

①経理の最適化 

お役立ち事業 

エネルギーを上げる 

アーキテクトを築く

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